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特集:電子メールを始めよう


 新しい生活にも慣れてきたところで、待ちに待ったゴールデンウィークがやってきました。連休中にインターネットや電子メールを使いこなしてみようと考えている人もいるのでは?「家族サービス!」とどこからか声が飛んできそうですがそれは置いておき、電子メールをこれから活用していくためのチェックポイントを今回は紹介します。

○ まずはインターネットに接続できていますか?

 インターネットを始めたばかりの人にとって大きな障壁なのがプロバイダとパソコンの接続です。詳細は割愛しますが、ブラウザソフトを使ってホームページを見て回れるようなら大丈夫です。

○ メールソフトの設定を確認しよう

 電子メールを利用するにはメールソフト(メーラーと言います)が必要です。アウトルックエキスプレスを使う人が多いようですが、どのメーラーを使うにしても確実にソフトの設定をしなければメールは送受信できません。
 ここで、総点検をしておきましょう。
  • 自分のメールアドレス
    あなたご自身に与えられたメールアドレスを記入します。すべて半角文字になっていることを確認してください。「abc@ddd」のように全角文字ではいけません。ピリオドなども見直してください。

  • POPアカウント・SMTPアカウント
    メールの送受信をする際にしようします。ここが正しく設定されていないとメールを読み出したり送信できません。プロバイダの説明書通りに記入しているか確認しましょう。メールアドレスとは違う場合もありますので、要チェックです。

  • 返信アドレス
    通常は与えられたメールアドレスがそのまま返信アドレスとなります。その場合は返信アドレスの記入をしないようにしてください。アウトルックエキスプレスの場合、メーリングリストに参加する上でトラブルを起こすときがあるからです。返信アドレスの記入は絶対しなければいけないものではありません。
○ HTMLメールの設定を変更しよう

 ここは重要です。特に見知らぬ人にメールを送る際にはメールの設定をテキスト形式にしておく必要があります。アウトルックエキスプレスでは出荷時にメールの送信形式がHTML形式になっており、必ず設定変更をしなければなりません。メニューの「ツール」という項目からオプションを選び、送信という項目を調べてください。「メールの送信形式」が「HTML形式」になっているときは「テキスト形式」に変更すれば完了です。

○ 自分自身にメールを出してみよう

 メールの送信テストに最も適しているのは、自分自身にメールを送ることです。例え自分にメールを出してもそのメールはプロバイダのサーバーに送られ送り先の経路を調べメールボックスに届ける一連の作業をします。ですから、一通りのメール配送の手順を行なわれており、最終目的地が自分のメールアドレスというだけなのです。自分のアドレスであれば他の人にメールを出して返事を待つよりも確実にテストができ、何よりも他の人に手を煩わせません。まずは、自分宛にメールを出して問題なくメールが届くか試してみましょう。

○ 自分宛のメールに返信してみよう

 メールの返信は特に頻繁に使用します。自分宛に出したメールに返信をすると、これも自分宛に送られてきます。これがうまくできるか試しておきましょう。

○ 友達にメールを送るぞ!

 これで無事、メールを使える準備が整いました。友達にメールを出してみましょう。「届いたよ」という返事がくればもうばっちり。ホームページを見て感想メールを出してみるなど、電子メールを使った新しい出会いにチャレンジしてみるといいでしょう。


2001年 4月28日発行 第60号


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