よもやま話:外人さんはWebメールがお好き?久しぶりの「よもやま話」企画です!先月、出張で経験したひとコマを紹介します。 Webメールはブラウザを使ってメールが送れる便利なシステムで、Yahooメールやhotmailなど大手検索サイトをはじめあらゆるところでサービスが提供されています。しかも多くが無料というのがうれしいところですね。Webメールのよいところは、メールソフトを使わなくてもブラウザさえあれば個別設定なしでメールを読んだり送ったりできる点です。いいかえれば、インターネットに接続されていてインターネットエクスプローラのようなソフトが入っているコンピュータが置いてあればメールチェックができてしまうのです。 もし、こうした環境があらかじめ用意されているところへ出張となれば、わざわざノートパソコンを持っていかずともメールを利用できます。今では小型の携帯端末を持っていく方法もありますが、それでもやや長い日程の出張となれば充電などの手間がかかります。手ぶらでメールチェックができれば便利この上なしといえるでしょう。 そのせいなのか?外国の人はWebメールをよく活用しています。「インターネットを使いたいんだけど・・・」としきりに求めてくる人が多く、特に年輩の方が目立ちました。海外出張だけに、かさばるものを持ち歩きたくないせいもあるのでしょうね。 お国が変わればWebメールサイトも千人十色。ディスプレイをちょっとのぞいてみると見たこともないサイトのオンパレードでした。ドメインもcomはもとより、deやfrなどバラエティに富んでいました。そんな折、ふと声をかけられ、「日本からじゃ遠くて表示が遅いよ(^_^)」とドイツの人が笑みを向けながら熱心にメールチェックに没頭していました。中には、知り合いが交通事故に遭ったというショッキングな知らせに、あわてて返信メールを書いている姿も。念のため、あとで本人から教えてもらったので知っているだけで、傍らで盗み読みしていたのではありません。さすがに、キーボードを打っているときの表情が一変していました。 Webメールもさることながら、昔ながらの?telnet接続でメールを読む人も少なくありません。特に英語が母国語の人はtelnetでアクセスしてそのままキー入力して返信メールを書く方が早くて効率がよさそうでした。日本語だと漢字変換など煩雑な作業がありますが、オールアルファベットを扱う人はこういうところが便利でいいなと実感。 メールチェックが終わると外人さんはどの人もありがとうと握手を求めてきます。この習慣は日本ではありませんが、外国では積極的に握手をしてきます。親近感をもって接するときによく行われるもので、自分からアピールしようとするときは身につけておくとよいですね。 Webメールはプライベートなメールアドレスとしての活用だけでなく、こうした手ぶらで出張時にもメールを読める便利なツールです。もちろん、出張先にインターネットが利用できるか下調べしておくのを忘れずに。 2000年10月21日発行 第33号
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