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よもやま話:メルマガ執筆を支えるクラウドサービス

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 ML weeklyも本号で通算350号を迎えました。最近は内容の質を高めようと、背景を入念に調べたり、文章の練り直しを何回も繰り返し、最後の校正もずいぶんと回数が増えました。おかげで、記事を完成させるのに1週間かかることも当たり前になっています。

 こうした緻密な作業を支えているのがクラウドサービスです。以前はパソコンだけで執筆していましたが、タブレット端末と併用するようになってからはテキスト原稿をクラウドに保存して編集しています。

 350号を記念し、クラウドサービスを使ったメルマガ執筆の取り組みを紹介します。

● 保存場所をテキスト専用のクラウドサービスに

 メルマガ用の記事はすべてパソコンの中に保存していたのを今ではクラウドに保存しています。

 テキストファイルを編集したり保存できるクラウドサービスと言えばEvernoteを使う人が多いですが、私はSimplenoteを使っています。

 このクラウドはテキストの保存・同期のみのシンプルなサービスで、アカウントを作成すればすぐに利用できます。機能拡張のできる有料版もありますが、頻繁に使わなければ無料で事足ります。

 Simplenoteはシンプルなだけに動作が機敏で、テキスト編集をするにはもってこいです。しかも同期も意識することなく自動で頻繁に行ってくれます。

 Simplenoteでテキストを編集するには、端末に対応したソフトやアプリが必要です。代表的なものを紹介します。

▽ Windows用

▽ Mac用

▽ iOS

▽ Android

 ブラウザのChoromeに対応したWebアプリもあります。

● 下書きをパソコン、手直しをタブレットで作業を分担

 原稿をクラウドサービスに保存するとバックアップの役割も果たせますが、何より便利なのはパソコンだけでなくタブレット端末でも作業ができる点です。しかも、自動的に同期してくれるので、どの端末を使っても編集直後の原稿を扱うことができます。

 メルマガの記事を執筆するときは、下書きはパソコンで作成し、書き上げたものをタブレット端末を使って加筆や表現の手直し、そして編集・校正をしています。パソコンはじっくり腰を据えて草案を作るのに適しています。タブレット端末はリラックスした姿勢で作業できるので、下書きをじっくり読み返しながら文章を磨き上げるのに向いています。また、タブレット端末はすぐに起動できるので、ふと思いついた言い回しをすぐに書き込めるのも便利です。

 クラウドサービスと、パソコン、タブレットの連携による編集作業は、仕事の効率化だけでなく、誤字や脱字の修正といった細かいチェックも入念に行えるようになりました。

● 記事の質は向上するも手間は倍以上

 今まではパソコンだけで作業をしていたので、思いつきで書き上げ、大したチェックもせずに完成にしていました。今では、下書き(PC)→修正(タブレット)→再編集(PC)→校正(タブレット)→仕上げ(PC)と工程数が増えました。おかげで、文章のボリュームも増え、質も内容も堅実になりました。5年前のバックナンバーを読み返すと量も質もずいぶん違っています。

 手間をかけるだけに完成までの時間はかなりかかっています。完成させるのに最短でも3日、平均で一週間はかかります。今後は作業時間の短縮が課題です。

● 手書きのデジタル化と文字認識アプリの活用も検討

 クラウドをさらに活用した取り組みも検討しています。デジタルペンと文字認識機能を搭載したアプリを使って、アイデアや題材を蓄積していく活用法を確立したいと考えています。

 手書きメモのデジタル化には、Livescribe社のデジタルペンを使っています。専用ノートに書いた内容は自動的にEvernoteへ転送されるため、タブレット端末でいつでも閲覧することができます。ただ、残念ながら手書き文字を認識してテキストにすることができません。

 手書きした文章を文字認識させてテキストにするには、現在のところ最良の方法がありません。iPadで高精度な手書き文字認識のできる「Myscript Notes Mobile」というアプリを使うのが有力候補ですが、使い勝手の面でまだ不満があり、本格的な活用はしていません。

 また、費用はかかりますがORID KYBERという会社では、目視による手書き文字の認識サービスを提供しています。手書き文字をカメラで撮影して送るとテキスト化して返送してくれる画期的なサービスです。

 思いついた表現をその場で手書きしておき、それをテキスト化できれば理想ですが、もう少し技術の進展を見守りながら導入を検討したいと思っています。

 メルマガ執筆を通じて今ではさまざまなサービスを利用するようになりました。クラウドやツールを使ったライティングの方法については改めて機会を作り、特集を組んでみようと思います。  


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2013年9月8日発行 第350号

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