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よもやま話:光ファイバ導入記


 ADSLから光へ。最近は光ファイバ回線の普及がめざましくなり、大がかりなキャンペーンも頻繁に見られるようになりました。ADSLよりも安定で高速のインターネット環境が利用できるとあり、我が家にも導入してみたいと考えたくなります。
 今回、マンションタイプのVDSL方式の光回線が自宅で利用できるようになったので、使い勝手などをレポートとしてまとめました。

○ VDSL方式

 光回線を使う方式には、直接自宅前まで光ファイバを引き込む方式と、電話回線の集中管理設備までを光ファイバに、自宅までをADSLと同じメタル回線で伝送するVDSLがあります。前者は高速回線が利用できますが、分譲の集合住宅や一戸建て住宅、あるいは設備の整ったマンションに限られます。一方、後者は回線の共同利用のため前者ほど高速回線にはなりませんが、回線工事を必要としないため賃貸の集合住宅でも光回線を利用できるメリットがあります。マンションタイプなどといわれる光回線は後者になります。

○ ADSLと比較したメリット

 光ファイバは高速で安定した信号伝送が売り物です。具体的な速度は後述しますが、少なくとも下りで20M以上は軽く出ます。1Mレートの高品質動画コンテンツも途中で読み込み待ちがなく快適に見られます。また、家族で複数のパソコンを利用してインターネットを利用するときも、これだけの回線容量があればストレスなく情報を読み込んで閲覧できます。ADSLでは基地局から自宅までの距離が転送速度に影響を与えていましたが、こうした不安も一切ないのも特徴です。

○ 機器類と設置

 VDSL方式のよいところは、立ち会い工事がいらずに、ADSLと同じ感覚で光り回線が利用できる点です。VDSLの場合、申込みをするとVDSLモデムとルータが送られてきます。電話回線側にVDSLモデムをその次にルータを接続し、パソコンにつなげば設置は完了です。屋内配線やその他の工事はいっさいありません。工事完了通知が来ればすぐに利用が可能となります。

○ 使い勝手

 今回はKDDIの光プラス(現ひかりone)(下り70M、上り30M)と契約して光り回線を利用しました。月額3900円です。実際にブラウザで閲覧を試したところ、12MのADSL(実行速度は6Mくらい)と比べれば体感で高速がわかります。「あれ、こんなに早く読み込めたかな?」と感じるほどあります。スピード測定してみたところ、下りで30M近く出ています。微調整をすれば40Mは楽に超えるようです。一人で使う分には有り余るくらいの要領といえます。複数のパソコンをつないでも同時に高速インターネットが余裕で利用できます。上りも20M程度は出ますので、アップロード作業の多い人もADSLよりも短時間で処理ができます。
 ただ、あまり古い性能のパソコンでは高速伝送が処理できず若干低速になるようです。2年くらい前のものであれば問題ないでしょうが、できれば最新のパソコンを使って利用する方がよいです。

 光回線を利用したブロードバンドコンテンツが多くなってきました。これらは高速回線が必須となります。今後光回線が普及し、もっと広く家庭に普及するに違いありません。インターネット利用の幅を広げる光ファイバー、どんどん広がっていってほしいです。


2004年8月19日発行 第139号


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