ML weekly
バックナンバー

特集:MLからのメール振り分け術


 メーリングリストにたくさん参加しているとメールの量も次第に増えてきます。受信トレイにいろいろなメーリングリストからのメールが乱雑に取り込まれると、ひとつひとつのメールがどのメーリングリストからのものか区別がつかなくなります。次第に話の流れがつかめなくなるのも頻繁になってきます。
 こんな時に便利なのがメールの振り分け機能。特定の条件を付けてメールを項目別に選別・保存してくれる機能です。アウトルックエキスプレスではメーリングリストマネージャーという機能があり、振り分け機能の一つとして利用できます。今回はメーリングリストを振り分けるのに役立つ便利な振り分け規則について紹介します。

○ 振り分け機能とは?

 振り分け機能(フィルタリング機能とも言います)は、メールのヘッダや件名、メールアドレスを対象に戦闘から始まる文字列や、特定のキーワードを含んでいるかどうかを調べ、該当するメールをあらかじめ用意したメールボックスに保存します。会社からのメールや友達を分類して振り分けをしている方もいるのではないでしょうか?あるいはスパムメールの削除にも活用している人もいるでしょう。では、メーリングリストの場合、どのようにすればよいでしょう?メーリングリストのアドレスを使う方法もありますが、もっと便利で確実な方法があります。

○ メーリングリストの振り分け規則

 メーリングリストの場合、投稿用のメールアドレスまたは件名の先頭についているメーリングリスト名(プリフィクス)を対象にします。たとえば、abc-ml@xxx.comの場合、次のような方法があります、
  1. To:ヘッダがabc-ml@xxx.comのメールをabc-mlというメールボックスに移動
  2. 件名の先頭が[abc-mlで始まるメールをabc-mlに移動
  3. 件名にabc-mlが含まれるメールをabc-mlに移動
なお、ヘッダのfromはメーリングリストの投稿者のアドレスが記載されるため、振り分け対象にできませんのでご注意ください。

○ もっと確実で便利な方法

 上記の方法でも振り分けはできますが、メーリングリストでは振り分け処理をもっと確実に行える方法があります。こちらの方法が便利でおすすめです。
 メーリングリストのシステムには独自のヘッダ情報を配送メールに埋め込んでいます。これは、個別のメーリングリストを識別するための情報です。このヘッダを対象にすれば確実にメーリングリストの振り分けができます。システムによりヘッダ情報が異なりますので、それぞれについて紹介します。なお、これらは振り分け機能で、ToやFrom, Subject以外のヘッダ情報を扱える場合のみです。最近のメーラーであれば大丈夫です。
  • FreeML
    ヘッダのX-Ml-Nameにメーリングリスト名(ab-mlなど)が記載されています。X-Ml-Nameを対象に該当するメーリングリスト名を設定し、メールボックスへ移動させます。

  • Infoseek ML
    ヘッダのX-ML-Toにメーリングリストの投稿アドレスが記載されています。

  • Yahoo! eグループ
    X-Apparently-Toにメーリングリストの投稿アドレスが記載されています。

  • fmlシステム(cup.comやbiglobeほか)
    X-ML-Nameにメーリングリスト名が記載されています。

  • Majordomo(@NiftyやAsahi netほか)
    特別なヘッダがないので、ToまたはSubjectを対象にします。
設定は簡単にできますので、ぜひ活用してみてください。

前の記事   記事一覧   次の記事
全バックナンバー

MLweeklyトップページ



「メーリングリスト週刊情報誌MLweekly」
「メーリングリストインフォメーションストリート」
(C) 1998-2018 by A. SATO, All rights reserved.
当サイトの内容を無断転載することを禁じます。