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教えて先輩:返信メールのReって何の略?

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 メールに返信するとき、件名の先頭に自動的に付記されるReという記号。ふだん何気なく使っていますが、どういう意味なのだろうと思ったことはありませんか?今回は、メールの返信に用いるReの由来について紹介します。

○ Reの略語は想像するといっぱい出てくる…

 メールの返信だからreply(返信)の略、いや返答するときレスというからresponse(返答・応答)、リターンだからreturn(返答…返送)の略だろう・・・といろいろ思い浮かびます。いずれも説得力があるので、どれが正解なのかわかりませんね。
 私自身も確信とまでは至らないのですが、この言葉が由来だろうと認識しています。

○ ラテン語の前置詞Reが由来

 突然ラテン語が出てきてびっくりしますが、私はこれが由来とみています。ラテン語のReは英語のaboutと同じ意味を持つ前置詞で、「〜について」と表現するときに用います。ではなぜ、Reが由来なのでしょう?

○ 英文の手紙では返信にReをにつける習慣がある

 電子メールではなく、紙を使った英文レターでは古くから返信時の表題としてReを先頭につける習慣があり、現在でも用いられています。私も英文レターを扱う機会がありますが、実際に同様の件名で返答をもらいます。この英文レターで扱われているReがラテン語のReなのです。

○ 電子メールは外国の発祥

 電子メールは海外(アメリカが発祥でしょう)から持ち込まれた道具で、はじめは英文によるメッセージ交換しかできませんでした。こうした歴史的背景をふまえると、電子メールで用いられるReも英文レターからの流れからきたものと考えれば筋が通ります。私たちは英文レターに接する機会がないので、Reをつける流儀を知りません。そればかりか、ラテン語にReという言葉があるなど知るはずもありません。それゆえ英単語の略語として使われているのだとあれこれ想像していくうちに数多くの説が生まれて今に至っているといえます。

 このReは他にも派生した説があります。掲示板でのReはレスの略でメールとは違う扱いと主張する人や、ReとREでは意味が違う(REはレスの意味)と唱える人もいます。また、今では古くなりましたが、パソコン通信の会議室で扱うReはレスの略語という説もあります。これらは最近特に目立つ論争はなくなり、風化されつつあります。私自身も明確な説は知りません。

 なお、転送するときに使うFwまたはFwdは英語のforward(転送する)の略です。こちらは比較的想像がつきやすいです。


2003年5月15日発行 第117号


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