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特集:ネットで放送禁止用語は禁句?


 メールでのコミュニケーションは些細な表現から急にいざこざが勃発します。自分では何気なく使った一言が相手には大きな不快感を与えてしまうことは一度や二度経験しているでしょう。いざこざがエスカレートすると相手の言葉尻にまで言及してはつまらない揚げ足取りになり、外野は嫌気がさしてきます。そこでふと出てくるのが「メーリングリストで放送禁止用語を使ってよいのか?」といった問いかけです。
 みなさん、こんな一言が出たらどう対応しますか?

○ イエス・ノーで答えるのはナンセンス

 「放送禁止用語を使っていいのか?」という問いかけに「イエス・ノー」で返答を求めるのはナンセンスです。なぜなら、その放送禁止用語というのを一読すればわかります。以下のページに一覧があります。
いかがですか?「当たり前のように使っていた」という表現が数多く出てくるはずです。「これが放送禁止用語とは知らなかった」とびっくりするのもあるでしょう。
 つまり、放送禁止用語をとやかく持ち出す人でさえ、準拠してメールを書いているなんていないのです。現実的に「使ってよい」あるいは「禁止」などという回答は無意味なのです。もし禁止といったら、それこそ揚げ足取りの言葉尻のつつき合いが始まります。

○ では、どう対応すればよいか

 これは状況次第です。意図的に差別や卑下する目的で使っている人なら別ですが、たいていは知らずして使っています。管理人も当事者も、相手が使った表現がわざとでないことを見極めて、それに応じて対処します。相手がその一言に強い心情から指摘したのであれば、次回からは言葉に気をつけていこうと呼びかければすむことです。また、とりわけ言葉に神経質な人の場合は、メーリングリストでは気がつかずに使う人の方が多いので、それをふまえて目くじらを立てないよう提言します。放送禁止用語全体で対処するとかえって混乱を招きます。「よい」。「悪い」で決着をつけるのは避けた方がよいでしょう。

○ ヘリクツに振り回されないように

 これは、管理人も参加者もどちらにもいえることです。些細な一言をいつまでもこだわっていくと屁理屈になり、それこそ「あれを言ってはよくて、こういってはダメなのは気に入らない」と重箱の隅をつつくむなしい言い合いになります。今回の放送禁止用語を持ち出す例はその典型です。こんな場面に出会ったときは、「状況に応じて自分で判断しろ」と相手に忠告するのが大切です。ヘリクツに振り回されないようにするのが肝要です。自分の言動を人の判断を仰がなければ良い悪いの区別ができない人の方が問題なのです。人前で発言するときは自己責任で行動する。それができない人ほどあれこれ持ち出して言い分を遠そうとします。屁理屈だらけの言い分には本末転倒であることをきっぱり言い切るのが大切です。

コミュニケーションは臨機応変な対応と寛容がお互いの関係を深めるかくし味。それをかき乱す行為をする人にはなりたくありませんね。


2002年11月11日発行 第106号


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