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特別企画:Huis Vita Nova
〜ふれあいのコミュニケーション〜

第6話:人の幸せ、みんなの幸せ

 皇太子ご夫妻の初めてのお子さまである愛子さまのご誕生は、日本国内で実に久しぶりの明るいニュース。NHKの国際放送で聞いているだけでも出産当日の提灯行列や記帳の模様は大きなにぎわいであったことがうかがえました。オランダも王国なので、大々的とまではいきませんでしたが、皇太子殿下や雅子さまの映像をテレビのニュース番組で見られました。おかげで出産の日はVita Novaの仲間から「Congratulations!」と握手され、いきなりの握手にどぎまぎしたほどでした。もちろん、その日の夜は「祝いの宴」になったのは想像に及びません。

 今回は人の幸せ、喜びをみんなで分かち合える気持ちの大切さについて触れてみます。誕生日や結婚記念日、テストで満点とった時や入試の合格発表で自分の受験番号を見つけた瞬間、喜びやうれしい気持ちを人に伝えたいと胸がふくらむ思いをしたことがあるでしょう。みんなから祝福を受けたときの充実感は心をときめかせます。「おめでとう」と気さくに言えて、ともに喜ぶ振る舞い。ふと最近の日本人が忘れかけてきたものなのではと思うところがあります。ある番組で耳にしたのですが、私たちは人に敬意を払わなくなってきたと評論していました。人の喜びを素直に受け止めずにねたんだり、自分にないものを見せつけられたと狭い心でかたくなになり、人の才能を認められずあら探しをして批判する。こうした行動をためらいもなく平然とする光景が多くなったと言います。私が一番いやな気分になるのは、夜の電車で気の合う仲間同士が傷をなめ合うかのように自分たちの気に入らない人の悪口を何度も同じ内容を繰り返し吐いている光景です。これが朝の通勤ラッシュにする輩もいて実に不愉快な思いでした。その背景にあるのは社会情勢やコミュニケーション不足が関係していることは言うまでもありませんが、人の優れた点をかいま見たときそれに敬意を表する気持ちはもちたいものです。それは自然と幸せを喜ぶ気持ちにつながると信じています。どんな状況であれ、うれしい知らせを聞いたとき、そのすばらしさを感じとって相手に純粋に伝えられる行動が人とのコミュニケーションに明るい要素を導いてくれるに違いないと考えます。

 メーリングリストでも誕生日であると告げたときにみんなから「おめでとう」とメールで祝福を受けると本当にうれしいくなります。とくに、ふだんメールのやりとりをしていない人からお祝いの言葉をもらうとそれがきっかけで親近感がわいてきます。人との距離が近づくのも幸せを喜ぶ気持ちからなのです。そして、こうした雰囲気に包まれるメーリングリストはきっと長く発展していくでしょう。

 あたたかい心の持ち主、どんな状況においても持ち続けたいですね。

2001年12月12日発行 第88号


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